14.枯れない花
作詞:中原涼
作曲:田辺恵二
軋む気配が溶け ゆらゆら流れて
運ばれる香りが 透き通る頃
薄着になってゆく 肩先を抜け
私を躍らせる 空気を感じる
嗚呼
風に乗った花が
心にはらはらりと舞うように
私も鮮やかに
貴方の無意識に積もってゆきたい
時間は綿毛を付け想いに膨らむ
飛び上がった種子は空に惹かれて
光集め、喜びに弾けたのなら
小さな夢は蕾をつける
嗚呼
貴方に照らされて
貴方の手に温もりを感じて
移りゆく季節に微笑を咲かせる
花で居られるの
嗚呼
はらはらり花弁
枯れること知らずに彩るなら
私も鮮やかに
貴方の心、何処か、消えぬまま居たい
貴方の無意識に積もってゆきたい
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